2012 セオフェス (慶編)

第7回セオサイクルフェステバルに
初めて参加させていただきました。

2号機慶にとってこの大会はとんでもないプレッシャーを背負った大会になってしまいました。

それというのも私が思い付きで記念に成るし、又こんな事は、生涯二度と出来ないと、良かれと思い勝手にやってしまったことなんです。
それはせっかくブラウブリッツェンに合格したのだから、小学生初のブラウジャージで、レースを走らせてみたかったのです。
そこで前日のブラウブリッツェンの初ミーティングで廣瀬監督と福島キャプテンに何となく話したところ、快くジャージを貸してもらえました。
是非ブラウブリッツェンを宣伝して欲しいと、

しかし！
それはとんでもない事だったのです！

プレッシャー1、
毎度のことなんですけど、エントリーリストを見て、全国でも有名な早い子も走るから簡単には勝てない！

プレッシャー2、
ブラウブリッツェン合格して同じ小学生に負けられない！

プレッシャー3、
ましてや、ブラウブリッツェンの
ジャージを着て走るからには、何があっても負けられない！

プレッシャー4、
最後にキャプテンから、ジャージを借りたからには何かで返さなければならない。と言われたらしい、

何かとは、勝利である！

そんなプレッシャーの中で慶はレースに参加しました。(ほとんど私が与えたプレッシャー、ひどい親だ！)
レース前は寒かったので上に羽織っていたジャージを着ていたためブラウのジャージを見せませんでした、私もみせびらかすみたいで嫌だったのでそのままにしていました、
レース前の集合場所で上着を取った慶のジャージに、否応なしに視線が集まります！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（この背中で　ただならぬ重圧を受け止めてます！）

私自身相当プレッシャーを感じましたが、当の本人はそれ以上感じてる事でしょう、たぶん今回のセオフェスで慶以上に重圧を背負いスタートに並ぶ参加者は、いないと思います。
私がやらかした事なんですけど、やめとけば良かったと思うほど慶から緊張感が伝わってきました。
気を利かせた、玲がかっかにボトルを持たせてくれて、スタート前の喉の渇きを潤していました。
私もドキドキでした、
かっかは、死にそうになっていまた。

いよいよスタートです。
1.5km×3周合計4.5km
失敗の許されない短距離です。

スタート位置はイン側3列目、並ぶのが遅れて後になってしまいました。
早い子達は最前列でスタートです！

　　　　　　　　　　　　　　　　　（日陰で、見にくいけど、左側　青のブラウジャージ！）

スタート！

いきなりクリートがはまらず戸惑っています、後方スタートのスタート失敗！私も失敗！の参ったなスタート！

私もすかさず移動しグランドを回って戻って来る所に向かいます、

来ました！

先頭から4～5番手！

このグループが後続を徐々に引き離すしていきます。

私も橋の上に移動！

来ました同じ4～5人のグループで1周目終了！

私が橋の上から見た感じ、慶にわずか余裕が有るのを感じました、
おっ！行けるかなと、思ったその時、慶が、少し前に出ました。

んっ？

間髪入れずにその時、慶が踏み込んで行きました！

えっ！アタック？

まだ2週残っています、まだ早いだろ！
焦ったか？
まずい！かなりまずい！
私のハートレートは200オーバー！
かっかはひっくり返って
ゲームオーバー！

再びグランド周りの帰ってくる所に向かいます！

来ました！

7～8秒差で後続を離しています！

最後までもつのか？

慶は、脚を緩めません！

私も、橋の上にダッシュ！

来ました！後続との差は、10秒以上！

ラスト1周、もう行くしか無い！
かっかは、どっかに、行っちゃた！

さらにグランド周りで戻ってきたどこにダッシュ！

わずかに差が、詰まっているのか？

次はゴールなのでゴール地点に
猛ダッシュ！

来た！速っ、って思ったら、違った！なんと周回遅れの人！

本当に来た！

慶は、ちょっと後ろを振り返り、勝利を確信した瞬間、
今までの重圧を解放し、胸を張り両手で胸元のBLITZENのロゴを指差し、
ジャージをアピール！
その後、両手を大きく上に揚げての

ゴ～ル！

2012年 6度目の優勝！